2021年03月31日
今回はよくスーパーの入り口に並んでいるポテトチップスをシールしてみました。
ポテトチップスは安くておいしいのでつい買ってしまいますね(笑)
今回はカルビーさんの「ポテトチップス九州しょうゆ味」の袋で試してみます。
ポテトチップス袋の素材
カルビーさんによると袋は「アルミ蒸着フィルム」という素材を使用しているようです。
アルミ蒸着フィルム(ML)は、フィルムにアルミニウムを特別な方法でくっつけたフィルムです。
遮光性や食品の香りを外に逃がさないなどの特徴があります。
こちらの記事を参照
シールの様子
目盛りは「5」に合わせました。
シール結果
手で引っ張って確かめたところ、シール部分がはがれることはありませんでした。
中に入っている食べ物がこぼれる心配はなさそうです。
しかし、完全に密閉されているかどうかは、細かな検討が必要そうです。。。
水に沈めて空気漏れチェック
シールしたポテトチップスの袋を水の中に沈めると…
気泡は出てきませんでした!
密閉の効果は高そうです。
シーラーとフィルムの相性
今回はアルミ蒸着フィルムが使用されているポテトチップスのシールを試してみました。
アルミ蒸着フィルムフィルムはシーラーと相性がよさそうです。
湿気が気になる食品は、シーラーをかけることが解決策のひとつです。少しでも長くおいしく食べられるように密封してみるのはどうでしょうか。
ヨカ社員
中村悠味子
カテゴリー: テストシール報告最新情報
2021年02月22日
実際にシーラー機を使われている方の中には「説明書あるけど、いまいち使い方が分からない。。。」もしくはこれから使おうと思っている方で「使い方を調べておこう!」という方がいらっしゃるかもしれません。
ということで、今回はシーラー機の使い方の手順を写真と合わせて紹介していきます。
・今回シールする商品はセブンイレブンの『有機むき甘栗』。
この包装袋は見た目では分かりにくいですが、通常のお菓子の袋と比べると若干厚い印象です。
溶着する部分の袋の厚みを確かめ、それに合わせてダイヤルを調整しましょう。
ダイヤルを右に回すと加熱時間が長くなる仕組みです。
〇手順
- ②包装袋の素材・厚さに合わせてダイヤルを調節する。
- ③商品の圧着したい部分をシール部の上にセットする。
(Point)バーを下ろすと「カチッ」と音がします。通電が始まります。
※『インパルス式』とは?
短時間で大電流を流し溶着するシステムのことです。インパルス式シーラーはそのシステムを利用して包装袋をシールしています。
- ⑤ランプが消えた後もレバーを押し下げたまま5秒~10秒ほど圧着する。
※赤いランプが消えると熱線に熱が通らなくなります。
- ⑦作業が終わったら、シーラー機のプラグをコンセントから抜く。
・シール結果
〇正しい使い方で安心・安全
シーラー機の使い方は分かりましたでしょうか?
今回は細かい使い方をお伝えしました。
これから使用するときの参考にしてくださると幸せます^^
三邦コーポレーション
ヨカ社員・中村悠味子
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2021年02月01日
あなたは緑茶を飲みますか?
私はこの時期になると朝と晩よく飲みます。
ですが・・・毎日飲むにしても市販の茶葉を買うと一度や二度では使いきれません。
余った茶葉の袋は、上の写真のように洗濯ばさみで留めて保管している有り様です。
これだと茶葉に空気が触れてお茶の風味が変わってしまいます。
せっかくならお茶の味を最後まで楽しみたい…
そこで今回は、このお茶袋を溶着してみました。
密封に使うシーラー
今回は三邦の業務シーラー「FR-200L」を使ってお茶の包装袋を閉じてみました。
「FR-200L」の主な特徴は、
- 卓上式
- 溶着タイプ(ライン上で密閉)
- 熱線の幅が2.4mm
- 20㎝迄の幅まで溶着可能
の4つです。
家庭でも使えるコンパクトなサイズです。食品の袋を封するのに適しています。
お茶袋の密封
袋はこのように端が4重になっています(ガゼット袋)。少し厚いですね。
目盛りは「6」に合わせました。
レバーを下げて押さえると、数秒赤いランプがつきます。
圧着した結果、しっかりと封をすることができました。
端の方もかなり引っ張ってもはがれません。
まとめ
今回はお茶袋を使ってシールしました。
このように量が多く長期間保管する食品には、「FR-200L」を使って密封することをおすすめします!
三邦コーポレーション
ヨカ社員・中村悠味子
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2018年04月09日
≪カルディコーヒー豆の袋をシールしてみました≫
季節の期間限定で、桜をイメージしている桜色の袋が可愛い、カルディのコーヒー豆袋。
開けると、とても良い香りが広がります。
使う分だけの豆をコーヒーメーカーに入れたら、早速、この袋をシールしてみます。
コーヒー豆の包装によく使われているアルミ袋です。
袋の裏面に、プラPE,PP,PET、と、あります。
≪足踏みタイプのシーラー≫
使用したのは、業務用足踏み式シーラーFR-DD300です。
シール全長は300㎜、シール幅は10㎜です。
300℃まで温度設定可能で、上下加熱式の足踏みシーラーです。
機械のシール面には小さな線状の溝が掘ってあります。
挟む部分を横から写したもの。ギザギザの溝がありますが、
これがシール面に幅1㎝の線を付けて、しっかりと封をします。
電源を入れてからあまり時間をかけずにすぐシールできます。
袋を挟んで、足踏みペダルを踏むと、上下から袋をしっかり挟み込みます。
挟んで5秒程待ちます。
ペダルを離すと、しっかりと綺麗にシール出来ました。
足踏み式は、両手が使えるのでとても便利で、効率よくシール出来き、
茶葉や、コーヒー豆などの包装によく見かけるアルミ袋や、クラフト紙など
厚みのある袋に最適な一台です。
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2018年03月07日
シーラーFR-200L (口幅200㎜)で、テストシールをしてみました。
今回使用したのは、小分け袋に入ったチョコあられが、まとめて入っているお菓子の袋。
袋の裏面には素材表示、プラPP と、あります。
プラPPは、ポリプロピレン のことです。
皆さん、よく目にするし、耳にするのではないでしょうか。
私たちの身の回りでたくさん使用されています。
例えば、食品容器、食品用シート、繊維、プラスチック部品、そして今回のような
包装用フィルム、などなど。
このお菓子の小分け袋を、写真にある大きな袋に戻し、シールしてみます。
早速、テストシール開始です。
まず、シーラーのコードを差し込み、通電させます。
温度調整をコントローラーのダイヤル1〜8で素材に合わせて調整します。
今回は少し張りがあり、硬めですので、7くらいにしてみました。
レバーと本体の間に、閉じたい袋の口を挟み、レバーを下げます。
しっかりと挟んだら、小さな赤いランプ光り、カチッと音がしてランプが消えます。
そこから押さえたまま5秒程待ちます。
ここは、ポイントです。
早く離しても熱が伝わらずくっつきが悪く、押さえすぎても熱で溶けて破れの原因に
なります。
シーラーの温度は約130℃くらいになります。
素材に合った最適な温度を見つけ、なるべく低い温度で時間をかけて使用する事で、
機械をより長持ちさせられます。
さあ、シール完了!
いかかでしょうか。。うまくシールできました。
シール幅は、写真にあるように、ペン先で示しているくっついた部分の幅の事を差します。
使用した、熱線 (ヒーター線の幅) は約2㎜です。
無事に元の状態に戻ったお菓子。
湿気を嫌う食材や、お菓子の保存などにとても便利です。
ご家庭でも、身の回りでの用途は色々と見つかりそうですね。
楽しく楽に保存ができ、尚且つ、保存の時に使うゴムやクリップが不要になるので、
こまごまとした余計な消耗品も発生しないし、「便利で快適な生活」のお手伝いができるかもしれません。
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