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HEIKO『クリスタルパックS9.5-12』プラスチックフィルムを使ってシール完了時の圧着時間を調べてみました。~FR200LB編~

2021年09月07日

前回の~FR200L編~に続いてFR200LBでも調べてみました。

それでは是非ご覧ください。

 

検証に使うフィルム

今回も前回と同様、HEIKO『クリスタルパックS9.5-12』プラスチックフィルムを使用しました。

加熱時のダイヤルの調整

FR200Lと同様に調べました。

左から「3」→「4」→「5」→「6」

ダイヤル「3」・・・シール面の向こう側が見えるくらい透明な仕上がりでした。それに加

えて引っ張るとすぐに剝がれてしまいました。

「4」・・・「3」より少し凹凸面が目立つ仕上がりでした。

「5」・・・さらに凹凸が目立ち、シール面の向こう側が透けないほどの仕上がりでした。

「6」・・・凹凸面が目立ちシール面がざらざらしていました。シール面の端は熱にやられてぼろぼろになっていました。

この結果を踏まえて今回は「4」でやることにします。

※目視による個人的な見解を述べています。

 

ダイヤル「4」でシールした結果

加熱後の圧着&冷却時間 シールの状態
1秒 シール面がすぐに剥がれた
5秒 シール面がすぐに剥がれた
10秒 シール面がすぐに剥がれた
15秒 シール面がすぐに剥がれた

 

どのシール時間でも違いが分からないほど仕上がりには見劣りがありませんでした。シール強度の点においてもどのシール時間でもともにすぐ剥がれてしまいました。つまり、圧着&冷却時間をどれだけ伸ばしてもシールは難しいようです。

 

結論は。。。

・圧着時間は不明。

・FR-200LB×クリスタルパック→相性が悪いです。お勧めしません。

・クリスタルパックに太幅シールをご希望の方は「パートコートOPP」という袋があります。そちらを使用することをおすすめします(^▽^)/

 

※パートコートOPPとは?

シール部分に熱で溶ける感熱接着剤が印刷されているOPPのこと。

 

前回の記事はこちら!→ https://mikuni88.com/news/989/

 

 

使ったシーラーはこちら→ https://mikuni88.com/products/fr-200lb/

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